工法について教えて!
工法の種類と特徴
●木造軸組工法・在来工法
日本の代表的な家造りを受け継ぐもので、タテ木として通し柱・管柱・つか、ヨコ木として土台・大引き・棟木などを組み上げた工法で、柱や梁などの縦横の軸が上からの荷重を支え、斜めの軸が地震や風などの横からの力に抵抗します。タテ・ヨコ材で構造耐力が出来ているため「軸組」と言います。構造的な制約が少ないので、大きな開口部を取ることができ、間取りやデザインの自由度が高いのが特徴。増改築がしやすいことも魅力的です。
特徴

●2×4工法
アメリカやカナダから導入されたツーバイフォーは、木材の枠に合板を貼った木製パネルで箱を作るようにして建てる工法で、枠組壁工法とも呼ばれる。枠材の断面が2×4インチであることからその名が付きました。(1インチ=2.54㎝)。木造軸組工法の構成が「軸」なのに対して、「面」で構成するのがkの工法の特徴、柱の変わりに壁、梁の変わりに床や天井で支え、力を面に分散させるので耐震性に優れます。耐火性や気密性、断熱性の高さに定評があり、開口部の取り方には制約はありますが、冷暖房に使用するエネルギーを節約できるので大空間の設計向きです。
特徴

●鉄筋コンクリート(RC)工法
現場で鉄筋を組み合板でつくった型枠をはめ、そこにコンクリートを流し込み、躯帯をつくる工法。鉄筋コンクリートは、コンクリートの圧縮強さと鉄筋の引っ張り強さとが相互に補完し合って、強度・防火・耐久性共に大変優れた建築部材である。コンクリート系住宅メーカーでは、断熱と遮音に留意したPC板(鉄筋コンクリートのパネルを作ったコンクリート板)というパネルを作っている。コンクリートは石材に近いので蓄熱量が大きく、冬は日中の太陽熱を吸収して夜間に放出し、暖房した熱も吸収して気温が低くなると放出してくれる。ただ、底冷えしたり、外は涼しいのに室内は暑いといった逆の効果もある。PC板は、大型で重量があるため運搬などに手間がかかり、道路が狭かったり、空き地が無い場合には建てられない事がある。コンクリート系の住宅の最大の利点は、耐久性に優れ、万一火災の場合も延焼が少なく、自家から発生しても隣家への類焼が少ない。
鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)
ラーメンとは部材の各接点が剛に接続された骨組みをいい、柱と梁からなる構造です。間取りの自由度が大きく、耐火性、耐久性に優れています。ただし、柱や梁が大きい為、室内に露出しインテリアに大きく影響を与えることがあります。
鉄筋コンクリート造(壁式構造)
壁によって囲まれたつくりで、強度があり、ラーメン構造と異なり柱が出ていない為、部屋が広く感じられます。高気密、高断熱になるのでシックハウス対策には注意が必要となります。また壁で強度をもたせているため、改築、増築にはむかない構造といえるでしょう。
特徴

●鉄骨(S)工法
鉄骨造とは「鉄で出来た建物」ですが、より正確に言うと「鋼(はがね)で出来た建物」です。鋼とは純粋な鉄に炭素を主とする「合金元素」がごくわずか含まれたもので、身の回りで見かける「鉄」とはほとんどが「鋼」のことです。この鋼でつくった鉄骨を組み立てて建物を建てます。
鉄骨造(重量鉄骨造)
使用される鋼材が製鉄メーカーで品質管理されたJIS規格品であるため、強度や性能が均一で安定しています。木造に比べ柱間隔を大きくとれるので、開放的な大空間が可能となります。間取りの自由度が高く、耐震性にも優れています。ただし、火や錆に弱く、ヒートブリッジ(外部の温度が内部に伝わること)を起こしやすい為、壁の内部に結露が生じやすいといわれています。
鉄骨造(軽量鉄骨造)
重量鉄骨造と同じく鋼材の品質が安定しており、精度が高く、工期は短い。火や錆に弱く、ヒートブリッジを起こしやすいため、内部結露が生じやすい。重量鉄骨造とは、使用する鋼材の形状、厚さが異なります。比較的小規模の建物に採用されます。
※ヒートブリッジとは、建物の内外に温度差がありその温度差を維持して室内環境を適正に保とうとするとき、一様な性能を持つ断熱材を使用できない箇所では断熱材を適正に使用した部分に比べ熱貫流率が大きいため、これらの部分で内外の熱交換を引き起こす。他の部分に比べ多量の熱交換が行われる場合、その部分がヒートブリッジを引き起こしているという。
特徴

●木造軸組工法・在来工法
日本の代表的な家造りを受け継ぐもので、タテ木として通し柱・管柱・つか、ヨコ木として土台・大引き・棟木などを組み上げた工法で、柱や梁などの縦横の軸が上からの荷重を支え、斜めの軸が地震や風などの横からの力に抵抗します。タテ・ヨコ材で構造耐力が出来ているため「軸組」と言います。構造的な制約が少ないので、大きな開口部を取ることができ、間取りやデザインの自由度が高いのが特徴。増改築がしやすいことも魅力的です。
特徴

●2×4工法
アメリカやカナダから導入されたツーバイフォーは、木材の枠に合板を貼った木製パネルで箱を作るようにして建てる工法で、枠組壁工法とも呼ばれる。枠材の断面が2×4インチであることからその名が付きました。(1インチ=2.54㎝)。木造軸組工法の構成が「軸」なのに対して、「面」で構成するのがkの工法の特徴、柱の変わりに壁、梁の変わりに床や天井で支え、力を面に分散させるので耐震性に優れます。耐火性や気密性、断熱性の高さに定評があり、開口部の取り方には制約はありますが、冷暖房に使用するエネルギーを節約できるので大空間の設計向きです。
特徴

●鉄筋コンクリート(RC)工法
現場で鉄筋を組み合板でつくった型枠をはめ、そこにコンクリートを流し込み、躯帯をつくる工法。鉄筋コンクリートは、コンクリートの圧縮強さと鉄筋の引っ張り強さとが相互に補完し合って、強度・防火・耐久性共に大変優れた建築部材である。コンクリート系住宅メーカーでは、断熱と遮音に留意したPC板(鉄筋コンクリートのパネルを作ったコンクリート板)というパネルを作っている。コンクリートは石材に近いので蓄熱量が大きく、冬は日中の太陽熱を吸収して夜間に放出し、暖房した熱も吸収して気温が低くなると放出してくれる。ただ、底冷えしたり、外は涼しいのに室内は暑いといった逆の効果もある。PC板は、大型で重量があるため運搬などに手間がかかり、道路が狭かったり、空き地が無い場合には建てられない事がある。コンクリート系の住宅の最大の利点は、耐久性に優れ、万一火災の場合も延焼が少なく、自家から発生しても隣家への類焼が少ない。
鉄筋コンクリート造(ラーメン構造)
ラーメンとは部材の各接点が剛に接続された骨組みをいい、柱と梁からなる構造です。間取りの自由度が大きく、耐火性、耐久性に優れています。ただし、柱や梁が大きい為、室内に露出しインテリアに大きく影響を与えることがあります。
鉄筋コンクリート造(壁式構造)
壁によって囲まれたつくりで、強度があり、ラーメン構造と異なり柱が出ていない為、部屋が広く感じられます。高気密、高断熱になるのでシックハウス対策には注意が必要となります。また壁で強度をもたせているため、改築、増築にはむかない構造といえるでしょう。
特徴

●鉄骨(S)工法
鉄骨造とは「鉄で出来た建物」ですが、より正確に言うと「鋼(はがね)で出来た建物」です。鋼とは純粋な鉄に炭素を主とする「合金元素」がごくわずか含まれたもので、身の回りで見かける「鉄」とはほとんどが「鋼」のことです。この鋼でつくった鉄骨を組み立てて建物を建てます。
鉄骨造(重量鉄骨造)
使用される鋼材が製鉄メーカーで品質管理されたJIS規格品であるため、強度や性能が均一で安定しています。木造に比べ柱間隔を大きくとれるので、開放的な大空間が可能となります。間取りの自由度が高く、耐震性にも優れています。ただし、火や錆に弱く、ヒートブリッジ(外部の温度が内部に伝わること)を起こしやすい為、壁の内部に結露が生じやすいといわれています。
鉄骨造(軽量鉄骨造)
重量鉄骨造と同じく鋼材の品質が安定しており、精度が高く、工期は短い。火や錆に弱く、ヒートブリッジを起こしやすいため、内部結露が生じやすい。重量鉄骨造とは、使用する鋼材の形状、厚さが異なります。比較的小規模の建物に採用されます。
※ヒートブリッジとは、建物の内外に温度差がありその温度差を維持して室内環境を適正に保とうとするとき、一様な性能を持つ断熱材を使用できない箇所では断熱材を適正に使用した部分に比べ熱貫流率が大きいため、これらの部分で内外の熱交換を引き起こす。他の部分に比べ多量の熱交換が行われる場合、その部分がヒートブリッジを引き起こしているという。
特徴
