住まいの防犯対策

あなたの家も狙われているかもしれません!

空き巣の侵入口、侵入方法
空き巣の侵入方法として一番多かったのは、意外にも鍵が掛かっていない窓から侵入したケースのようです。鍵がかかっていなければ、狙われて当然です。また、油断しやすい2階の高い窓もねらわれるポイントです。鍵を持ち歩くのが面倒で植木鉢や郵便受けに隠して外出してしまい、それを見破られ玄関から堂々と侵入というパターンも少なくはありません。空き巣はいつもあなたを狙っているのです、油断は大敵、常日頃からしっかりとした、戸締まりを心がけましょう。

●空き巣の侵入口


●空き巣の侵入方法    


空き巣が狙う時間帯は?
朝からまさか!と思いますが、実は被害が一番多い時間帯はだんとつで朝の8時〜10時なんです。また、年末11月から12月にかけて発生件数が高くなっていきます。

空き巣に狙われない家にするには
留守だと悟られない演出を!空き巣の弱点は光、音、時間であると言われます。長期間家を空けるときは新聞を止めること。また、留守番電話に「何日まで留守にしております」などとメッセージを吹き込んでしまうのは、どうぞ入ってください、と言っているようなものです。夜間タイマーで電灯やテレビのスイッチが入るようにしておくと効果的です。
①ポストをいっぱいにしないこと。
②鍵を植木鉢などに隠さない。
③留守番電話で情報を与えない。
④夜間はタイマーで電灯やテレビのスイッチを入れる。
⑤昼からカーテンを不自然に締め切らない。
⑥侵入されにくい窓ガラスにする。
⑦ピッキングに強い鍵に交換。
⑧補助錠をつける。
⑨長期の不在でも植木鉢は自転車を違う場所に移さない


●鍵対策



ガラスアラーム
誤動作が極めて少ない窓ガラス専用警報機。
ガラス破壊時に出る特有のAE超音波だけを検知するため、雨・風・振動などによる誤動作は極めて少ないアラームです。
ガラスが割られたり、切られたりすると約30秒間驚音が鳴り続けます。
たたかれただけでは音は鳴りません
音圧:96db
警報持続時間:約30秒


窓用補助錠
サッシに簡単に取付けることが出来る補助錠、窓にしっかりはさんでロック本体をサッシの水返しにはさんで固定します。


ガードプレート
こじ開け防止に!ピッキングに挑戦したが、開かない。こんなときに、手っ取り早く、破壊するケースが多くなってきました。


ピッキング防止カバー
シリンダーをすっぽりカバーし隠してしまいます。鍵にカギをかけるというイメージです。
すでにピッキングに対応しているシリンダーに交換していても、解錠方法はいたちごっこです。


●ガラス対策
通常の一枚ガラスや網の入ったガラスは簡単に破られてしまいます、合わせガラスが防犯に適した窓ガラスです。
皆さんのお住まいに一般的に使われている通常の一枚ガラス(フロート板ガラス)や網の入った板ガラスは、実はとても破られやすいガラスです。 (財)都市防犯研究センターのデータによると、ともにドライバーで1分以内に破られてしまいます。特に、網入板ガラスは、金網が入っているために侵入防止に効果があると思われがちですが、火災による延焼防止を目的としたもので、防犯性能は一枚ガラスとあまり変わりがありません。 その一方で、強靭なプラスチック板や中間膜を挟み込んだ合わせガラスは、ドライバーやラジオペンチなどの破壊手段に対して強く、高い防犯性能を持っています。これからの窓ガラスには、こうした”防犯ガラス”をご検討下さい。



●警備会社
セコム

セントラル警備保障

総合警備保障

全日警


見積もりの見方

見積もりの見方

1.受け取るべき書類
見積書をもらうときは、次のものをもらいます。
 ・主な科目を1ページ程度にまとめた総括表
 ・科目ごとの詳細を記載した明細書
 ・設計図(先方に設計してもらう場合)

2.見積書の見方
(注文住宅)
見積書には決まった方式がなく、工務店や設計事務所に頼んで建てる注文住宅とハウスメーカーの規格型住宅の場合とでは、見積の意味も異なります。
見積書を見るとき、総額だけで安いとか高いとか判断したり、逆にいきなり細かい部材の数や単価に目をむけないようにしましょう。
・面積や工期等の基本的な要件が希望どおりになっているか
・見積に関連工事や住宅設備・機器がどこまで含まれているか
総額があなたの考えていた金額と大きく違っている場合は、次のような問題が考えられますから、再度、工務店等と話し合いましょう。
・あなたの計画が業界の実態に合っていないので、グレード等を見直す
・あなたの意向が十分相手に伝わっていない
・依頼先が得意とする家のグレードがあなたの希望と合っていない
前項の最後の点は、住宅の見積を考える上で重要な要素です。
・自動車等と同様に、住宅にもグレードがあり、立てる側にも高級志向、実用志向等の相違があります。見積もりを依頼する際にあなたの意思を相手に正確に伝達すること、そして、自分の財布と良く相談することが、意味ある見積もりを手に入れる前提となります。
見積には必要な工事費が必ずしも全て含まれているわけではありませ、門や塀などの外構工事は一般的に別扱いになっていることが多く、また、給排水工事などは含まれなかったり、一部しか含まれなかったりしますので、十分確認して下さい。

(ハウスメーカー等の規格住宅)
規格住宅の場合は、基本的に標準的な設計や資材・機器が設定されている「住宅」という製品であり、価格も決まっています。したがって、見積も、標準価格からオプションによる増減を加除して作られるのが一般的です。
・ハウスメーカーは、標準化によってリーズナブルな価格の住まいを提供しようとしています。標準仕様以外を希望すると、予想以上に価格が上がることがありますので、メーカー側とよく相談して下さい。独自の計画があり、それが規格とそぐわない場合は、ハウスメーカー向きではないとも考えられます。
・本体価格については、提示された仕様と、モデルハウス等の現物に照らし合わせて、総額として妥当かどうかを判断します。
・モデルハウスは標準よりグレードが高い仕様になっている場合が多いため、標準との違いを調べ、できれば、実際の施工例を見せてもらうのが良いでしょう。


[別途工事等]
見積もり本体に含まれない工事を「別途工事」といい、主に次のようなものがあります。
・外構・造園工事(門、塀、植木等)
・屋外給排水工事(屋内配管や水栓は本体工事に含むのが普通です)
・ガス工事
・照明器具(天井直付けの蛍光灯は含むことがあります。)
・冷暖房工事
・カーテン(カーテンレールも含まれないことがあります。)
・その他、特殊な地盤補強工事、既存建物の撤去費も別枠です。
別途工事の扱いは業者によって違います、見積書にどこまで含んでいるかを良く確認し、特に相見積の場合は違いに注意して比較するようにしましょう。

3.注意点
専門家でない住まい手にできる見積書のチェックには限度がありますが、一世一代の大きな買物なのですから、できるだけ細かく目を配り、疑問点はハッキリ説明を求めることによって、一つ一つ解決していきましょう。
基本的には見積書は正しいという前提で、気になる点をただすという姿勢で臨む方が施工者側も誠意を持って対応してくれるでしょう。
万一不心得な業者がいたとしても、見積書はもっともらしく書いておき、実行段階で手抜きをする場合が多いでしょう。そういうことがないよう、見積もりを頼む先を決める段階から十分と検討することが大切です。

設計事務所に頼む注意点

●設計事務所に頼むときの注意点


◆ 設計料が多くかかるということを理解しておきましょう!
◆ 工期は多めに見ておきましょう!
◆ 後のトラブルにならない為にも設計士と施工者の両者と良く話し合って工事を進めましょう。
◆ 打ち合わせの回数は多くなりますので、理解しておきましょう!
◆ 本当に建てたい家つくるため、自分の意見をしっかりと設計士に伝えましょう!



Q. 設計料の事を考えると、設計事務所に家造りを依頼するのは損なのでしょうか?
A. そんなことは、決してありません!あなたがこだわりの家を望んでいるなら設計事務所に依頼するのが一番ですよ。もちろん設計料は多くかかってしまいますが、設計料には代えられない喜びを得ることが出来ます。ただ、先生によっては、お客様の好みよりも自分の好みを強く主張する場合が多くあるので、その点は注意しておいた方がいいかもしれませんね。


Q. 工期についてはどうなんですか?
A. 住宅会社に比べれば長くかかる場合が多いと思います。


Q. 工務店には設計士はいないのですか?
A. もちろん、工務店にも設計士はいますので、こだわりの家は造れます。ただ、工務店の場合、施主の希望と予算のバランスを考えながら設計をしていく手法をとっているので、施主の意志を全て反映することは難しいように思えます。施主の希望を全て取り入れていくと、金額に跳ね返り予算内で収まらなくなってしまうからです。設計事務所なら施主の希望を全て取り入れた上で予算内に収めてくれるのか?というと、それはまた別問題なのですが


Q. 設計事務所に頼んだ場合メンテナンスはどちらが行うのですか?
A. 設計事務所に依頼した場合、メンテナンスでもめるケースが結構あるようです。点検等はもちろん施工会社が行うのですが、「施工が悪い」いや「設計が悪い」と責任の擦り付け合いになります。しまいには仲良く貸し借りにし、「お客様の使い方が悪かったですね」と、施主を悪者にするという、最悪なケースまで存在するそうです。ま〜これはかなり特殊なケースですが・・・。
心配で有れば、責任の所在を一本化できる設計施工で仕事を発注した方が安心でしょうね。


Q. 設計事務所に頼む場合打ち合わせは何回くらい必要ですか?
A. パッと決められる方から、一つ一つじっくり考える方まで、いろいろですから一概に何回とは言えません、標準仕様が決まっているわけではないので、打ち合わせの回数はハウスメーカー等に比べれば当然多くなると思います。ただ、自分が住む家ですから、設計士と一緒になって考えながらつくりあげる喜びはなによりだと思います。「打ち合わせが面倒だ」と考えている方には不向きですので、お薦めしません。


Q. こだわりの家を建てるならやっぱり設計事務所に頼むべきですか?
A. 前項でも述べたように、工務店にも設計士はいますのでこだわりの家は造れます。ただ、設計事務所はデザインを売りにしていますので、デザイン重視の家をお望みでしたら設計事務所に依頼した方がいいかもしれませんね、ただし、設計事務所によっては、デザインを重視しすぎて、納まりが悪くなり、後に雨漏り等のトラブルが発生した、という話も良く聞きますので、依頼するときは設計士と施工者の両者と良く話し合って工事を進めることをお薦めします。


Q. 鉄筋コンクリート造も木造も同じ設計事務所でいいのですか?
A. 基本的にはOKです!ただ、得意、不得意はありますので”出来ます”という言葉を鵜呑みにしないで、良く調べてから依頼した方が良いと思われます。過去の竣工写真を見せてもらったり、ホームページ等で調べてみるのも、一つの方法だと思いますよ、だいたいどこの事務所でも、得意とする物件を一番に紹介しているものですよ・・・。


坪単価のからくり

坪単価のからくり

広告では→


ハウスメーカーの広告を見ると上記のように坪単価25万円〜という表示をよく見かけます。坪単価25万円ということは40坪の家なら1000万円で建てられるということです。しかし、本当にそんな金額で家が建てられるのでしょうか?
私が調べたところではとても25万円や30万円の価格帯では家は建ちません。

この価格にはからくりがあるようです!


 
広告での25万円〜といううたい文句は、全てをひっくるめて坪25万円で建つという事ではないようです。ハウスメーカーで家を建てた知人の話では、設計料や工事監理料、仮設足場といったものまで、25万円の中には含まれおらず、ようするに別途工事もしくは別途費用となっているようです。また、「オプション」があって、それを追加すると、どんどん金額が高くなっていくそうです。ハウスメーカーに依頼する場合には坪単価25万円〜といううたい文句に飛びつかず、何をどこまで含んでいるのかをしっかり確認する必要があります。できれば、工務店等と相見積もりを取ることをお薦めします。


 
また、面積の狭い場合や平面の形状が複雑になった場合などは割増料金が発生するそうです。これは、実際に面積が広いより狭い方が、平面形状が簡単なものより複雑な方が坪当たりの工事費が高くなるので仕方がないことなのですが・・・。

<坪単価計算における、基準面積とは>
建築基準法では外部に開放されたバルコニーやポーチは床面積に入りません。
これを法定床面積・基準法床面積などと呼びます。一方、バルコニーやポーチを含んだものを施工床面積といいます。施工床面積は法定床面積よりも広くなりますので、当然坪単価は安くなります。ハウスメーカーはこの施工床面積で坪単価を計算している場合は多いようです。



上記で延べたような、別途工事の違いや基準となる面積の違いなどにより、坪単価で比較するのには少々ムリがあります。施工店を比較するので一番大切なのは内容と総費用です。ハウスメーカーに依頼する方が安くなると考えがちですが、実際には工務店に依頼した方が安くなる場合の方が多いようです。特に標準仕様からはずれた自由設計の場合はその可能性があり得ますので、検討する際には広告の宣伝文句に飛びつかず、数社から見積もりをとり検討することをお薦めします。

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